この記事の概要
サントリーウイスキーから嬉しいニュースが出ていました。長らく原酒不足で販売が休止していた白州12年が、数量限定ではありますが2021年3月30日に販売されるとのことです。販売価格は8,500円(税抜き)。具体的な販売数は記載されていませんでした。
販売店は不明ですが、数量限定であることを考えるとデパートや地元酒店のような正規販売店、イオンなどの販路を持っている大手スーパーだと考えられます。
白州12年・白州醸造所の特徴
蒸溜所の特徴は、標高が高く海からも離れていること。本場スコットランドの蒸溜所は、そのほとんどが海沿いの潮風に吹かれるような場所や泥炭の取れるような平地に置かれています。その反面、白州蒸留所は標高約700m。南アルプスの麓にあり、別名:森の蒸溜所と呼ばれるほど周りは深い山々に覆われています。
その仕込み水は、南アルプス天然水(サントリー )で知られる名水を原料としています。非常にフレッシュな香りを生み出し、特に青リンゴといったフルーツの香りだけでなく、若葉やジャスミンの爽やかな香りを併せ持つ、国内でも非常に珍しいウイスキーとなっています。ウイスキー自体の色は明るい黄金色と表現されていますが、個人的にはもっと色味が薄い印象を受けました。

現在のネット販売店の値段
現在白州12年の販売は休売されています。今までに消費されていなかったボトルが流通していますが、非常に高騰しています。Yahoo!オークションでは、約32,000円(2021年1月25日現在)、楽天市場では約38,000円で取引されています。
ハイボールブームや世界的なジャパニーズウイスキーの需要増加により、深刻な原酒不足に陥っていることを考慮すると、しばらくは値段が下がることはないでしょう。
休売前と販売開始時後の定価
休売前価格 6,500円(税抜き) →2021年3月の限定販売 2,000円アップで、8,500円(税抜き)です。ネット上の販売価格を考えると、ヨダレが出る価格です。もちろん、転売者から見てもヨダレが出る価格。転売されず、飲みたい人のもとへ届くことを願います。
限定販売数について
下記はサントリーさんのHPに記載がありました。
具体的な販売数についての記述はありませんでした。ただこの説明から考えると、毎月ということは難しいかもしれませんが、定期的な小売販売が行われるかもしれません。もちろん事前抽選や正規取扱店に定数が卸される可能性が高いため、販売店とのこまめなやり取りが必要になると考えられます。

どこで買えるの?
地元の酒屋やデパートといった正規取扱店、大手スーパーにテナントを出しているリカーショップに卸される可能性が高いです。
私自身も、山崎12年を定価購入出来た時、平日のイオンでふらっとリカーショップを覗くと当然のように定価販売されていて幸運にも購入出来た経験があります。。個人的な予想ですが、地方のイオンは非常に穴場です。Twitterの検索を駆使して、どの頻度で、どの小売店で入荷があるのかを調べてみるのもいいかもしれません。