獺祭などの日本酒でこそ最近はネット上、スーパーでの購入が可能になりましたが、十四代や而今、No6(新政)など希少日本酒の購入は、非常に大変です。
なにが大変かと言うとその値段。720ml1本を購入しようとすると、軽く定価の2〜3倍の値段になりかねません。定価2,000円の日本酒が軽く1万を超えるなんてこともザラ。
そこで今回は、そのような日本酒を飲んでみたい。普段お世話になっている人に贈りたいと考える時にどのように購入をしたらいいのかについてまとめていきたいと思います。悪用は絶対やめてください…本当に日本酒を飲みたい人や日本酒を楽しんでほしい方向けに記事を書いてみます。
日本酒を冷蔵保存をしている酒屋で探す
これは大前提です。なぜかと言うと、このような販売をしている酒屋さんは、酒造から指定を受けているor正規販売店の資格を受けていることが多く、定価販売もしくはリーズナブルな価格で販売していることがほとんどです。(酒屋が転売価格で売っているとなれば、正規販売店としての称号はなくなり、酒造もお酒を卸さなくなる可能性が高いのです。)

前提として、日本酒は直射日光、温度変化に弱く風味が変わってしまいがちです。
美味しく日本酒を飲んでもらいたいと考える酒造からすると、冷蔵保存をしてくれない酒屋さんには卸したくない!、美味しくお酒を届けてブランド力を維持したい!との気持ちが強いはずです。
探し方は、2つ。直接歩いて探すか、お店の外観や内観をGoogleの情報をもとにして調べるかです。結構わかりやすい点なのでぜひ参考にしてみてください。
ある程度大きな在庫を抱える個人酒屋を探す

逆に希少日本酒が置いていない酒屋としては
- 小さな酒屋:有名酒造の酒を降ろす。地域の消費者が買いやすい手頃な日本酒を入荷することが多い。
- 希少日本酒は、知名度こそ高いものの生産量は少ない。大手酒店はあまり取り扱わない(正確には、酒造が定量を降ろせない。)
- 大きなスーパー等だと、消費者が日本酒にそこまでの希少性を求めない、そもそもビール・チューハイを選択する場合が多い。
これを考慮に入れて、希少日本酒を卸している酒屋は
- 街の中心部から少し離れた場所
- 酒の在庫を管理しやすい土地を持っている。
- Googleマップで酒店と検索してみて有限会社
- ネット通販なども行いはじめ、在庫を販売する顧客や販売ルートを確保している。
結果として、ある程度大きな在庫を抱える個人商店・酒屋に置いてあることが多いです。
酒造のHPから、抽選販売などの情報を入手する
これは日本酒ではないのですが、有名芋焼酎『魔王』は定価での販売・購入が誰にでも可能です。それは、製造元の白玉醸造に直接電話して、電話予約をする。これだけです。
時間は指定されており、月〜金9:00から売り切れるまで。時間をかければ確実に定価購入をすることができます。この点を使えば、日本酒でも同様に購入予約を受けている場合は購入することができます。
而今や新政の限定商品についていくつかのサイトでも抽選販売が行われている場合があります。
*蔵元ではあまり品物を取り扱っていない場合もあります。
例:『写楽』で有名な、宮泉酒造に伺った時にお目当ての『写楽』は販売されておらず、『 宮泉』しか取り扱いがありませんでした。車で5時間掛けて行ったのに…
しかし、自宅から徒歩5分、日本酒取り扱いで有名な酒店にお邪魔したときには、普通に冷蔵庫の中に保管されていました。もはや笑い話です。
日本酒を専門に卸している酒店メールマガジンに登録
これは誰にでも可能なやり方です。送料や、最低購入金額などの縛りはあるものの、購入するできる確率が非常に高くなります。最寄りのいい感じの酒店があれば、ぜひメルマガに登録してみましょう。入荷情報がすぐに手に入るので、スムーズに手に入れることができることもあります。最低購入価格などはありますが、転売価格を考えるとめちゃくちゃお得です。

ツイッター情報から販売店を絞りこみ。
ここまで来ると『そこまでして買う気はないよ!!』と思う方もいるかもしれません。ですが、このくらいやって自分だけの『いい酒屋さん』の情報を収集していると、いつの間にか日本酒に出会う機会が増えてきます。ぜひコツコツ情報収集を続けてみてください。





ツイッターの情報には、実際の店舗名や価格などは記載されていないことが多いですが…
まとめ
いかがでしたでしょうか?飲んでみたいけど高くて無理と考えている方もぜひぜひ、お気に入りの酒屋さんを探し出して、自分の好きなお酒を定価で楽しめるようになってみてはいかがでしょうか?くれぐれも、転売などに手を染めて、お酒の美味しさを損ねないように願います。