実に7年ぶりのiPad miniを買い増しました!当時就職したばかりで、指紋認証システムもついていないiPadmini3を買いました。今回は大幅スペックアップしてiPad mini6を購入し、実際に2週間使用して感じたことをお伝えしていきます。
Good Point
液晶性能、チップ(A15)、サイズ感、デザイン性、スピーカー、充電端子(USB -C)
いまいち Point
ホールド性、バッテリー持久力、セキュリティ認証

外観・サイズ
iPad mini6、iPad mini3のサイズはほぼ変わりありませんでした。予想では、3よりも横サイズが伸びて、縦サイズは小さくなるのではないか?と予想していましたが、ほぼサイズは変わりませんでした。データ上だとiPad mini6のほうがとても薄いイメージでしたが、触った感触としては変わりませんでした。
iPad mini6 | iPad mini3 | |
サイズ | 195.4mm (h) 134.8mm (w) 6.3mm (d) | 200.0mm (h) 134.7mm (w) 7.5mm (d) |
重さ | 297g(Cellularモデル) | 331g(Wi-Fiモデル) |

見た目、触った感触は変わらないです。
搭載チップ
当初は、A14 Bionicチップチップの導入が検討されていましたが、今回搭載されたのは最新型のA15 Bionicチップ。おかげで、さまざまなタスクを同時に開いていたとしても、処理が遅くなりストレスを感じることは有りません。この点はiPad mini3ではなし得なかったポイントなのです。特に私の場合、読書をしながら調べ物をして、作成途中の動画をiPadで確認したり、タスク管理に使用したり、同時並行でタスクを開く場合が多くあります。比較サイトを使用して驚いたのは、処理速度です。
A15は、A7の約5.54倍の処理速度を持ちます。(クロック数比較)

問題なく、ストレスなく動作してくたことで、『買い替えてよかった』と思えました。
液晶・液晶サイズ

iPad mini6 | iPad mini3 | |
液晶サイズ | 2266 x 1488 px, 8.3インチ | 2048x1536 px, 7.9インチ |
液晶種類 | Liquid Retina ディスプレイ | IPSLCD ディスプレイ |
輝度 | 500 | 記載なし |
True Toneディスプレイ
耐指紋性撥油コーティング
フルラミネーションディスプレイ
反射防止コーティング
1.8%の反射率
以上のような加工もされており以前よりも更にディスプレイとしての質が向上されています。
セキュリティー認証
iPad Proでは、フェイスIDがメインで登録されていましたが、iPadAir(2020)からはフロント部分でなく、フレーム上部にTouchIDが搭載されています。
iPad mini3と比較して、テーブル上で傾けずに操作する場合には、認証はやや行い印象です。
iPhoneも含め、早く画面下指紋認証が搭載されることを心待ちにしています。
対策は、平面ではなくケースを装着し、斜めに立てて使用すると認証を行いやすいと感じました。
iPad mini6 | iPad mini3 | |
認証システム | TouchID | TouchID (搭載なしVer有り) |
充電端子
ようやくという気持ちもしますが、ようやくiPad miniもUSB-Cが搭載されました。これで不要なケーブルを持ち歩く手間が減ります。
バッテリー持久性
使用しているアプリ数や処理の内容は明らかにiPad mini6の方がたくさんこなしているので、単純比較は出来ません。
しかし正直に言うと、iPad mini3と比較してiPad mini6はバッテリー持ちが悪い印象です。
単純にバッテリー容量が少なくなっていることが要因かもしれません。3日に1回の充電なら気にならない!!という方には問題無いと感じました。
iPad mini6 | iPad mini3 | |
バッテリーが30%以下まで低下 | 3日程度 | 4日程度 |
バッテリー容量 | 5,174mAh | 6,471mAh |
カメラ性能
カメラ性能は随分差がありました。実際この7年間で、iPad miniだけでなくスマホカメラ機能は相当な進化を遂げています。日中の明るい場所であれば、10年前の一眼カメラ並の撮影が可能であると感じました。
iPadで撮影する方は少ないかもしれませんが、ちょっとした資料を撮影する場合には画像が良いです。
下に比較画像を挙げています。フォーカスの性能や、ノイズの少なさはやはり最新機種です。明るい室内でこの差ですから、レストランなどの照明が少ない場所では、更に画質に差が出てくるでしょう。
iPad mini6 | iPad mini3 | |
メインカメラ | 1200万画素 広角カメラ | 500万画素 |
FaceTime HDカメラ | 1200万画素超広角カメラ 1080p HDビデオ撮影(25fps、30fps、60fps) | 120万画素カメラHDビデオ撮影(720p、最大30fps)静止画 |
動画性能 | 4Kビデオ撮影(24fps、25fps、30fpsまたは60fps) | FULLHDビデオ撮影(30fps) |
細かな部分でのキレ、フォーカスの正確性、ノイズの少なさは7年間のカメラ性能の向上を感じました。
iPad mini6
iPad mini3
スピーカー
スピーカーは単純に素人目線で見ても2倍以上にパワーアップしています。本体上部・下部にそれぞれ配置されており、AmazonPrimeVIDEOでの映画鑑賞をしていても非常にリアルな音を再現しています。iPad mini3とiPad mini6で全く違います。ぜひ試してほしいです。
iPad miniの持ち心地
今回のApple製品からではないですが、iPad、iPhoneはラウンド型からエッジの効いたスクエア型にメインデザインが変更。これはデザイン面から見ると非常に優秀です。しかし、屋外で利用するiPad miniとして、持ち心地が低下。
iPad mini3の画面部分が広く、背面にいくにつれて滑らかに狭まる形状は、親指の付け根にフィットしホールド性を向上させていたことを初めて実感しました。
まとめ
GoodPoint
液晶性能、チップ(A15)、サイズ感、デザイン性、スピーカー、充電端子(USB -C)
いまいちPoint
ホールド性、バッテリー持久力、セキュリティ認証
相対的に悪かった点もいくつか書きましたが、トータルで見て、iPad mini6は非常にバランスの取れた優秀なデバイスです。屋外作業、情報収集、読書、動画閲覧など様々な場面で便利なガジェットです。気になった方は、お近くの家電量販店、Apple Storeで手にとってみてはいかがでしょうか?ただし、他のサイトでも記載されるようにガシガシに作業に使うものではないので、自分の使用用途に合わせて、iPad(無印)、iPad Proを検討されることをオススメします。