どっちが得?2 大得プラン UN-limited Vと ahamo徹底比較
この前、NTT( docomo)から衝撃プランが発表されましたが、実際はどこに着目したらいいのでしょうか?
すでに楽天モバイルを使用している方でも、ドコモを利用している方でもそれぞれ得られるメリットがありますので、ここでは具体的に比較、お得感のあるポイントを挙げていきたいと思います。

沢山の項目を表にしたのですが、大きな違いはなんなのか?下にまとめてみました。
①圧倒的にNTTdocomoの方がエリアが広い

圧倒的に docomo(NTT)の方がエリア、電波管理能力は高いです。参入したばかりの楽天より、30年以上携帯電波の管理・運営に当たっている企業であることは揺るぎない事実です。データ通信のインフラ管理能力やブランドで選ぶ方はNTT( docomo)へ、都市部に住んでおりコストを重視する方は楽天モバイルへと言った選び方が出来そうです。
楽天(Rakutenモバイル):創業2018年(MVNOからスタート)当初は、MVNO(自前の通信網を持たない)でしたが、2021年の4月からは、MNO(自前の通信網を持っている)として本格的に運用が開始予定です。契約数は200万回線を超えました。それに伴いエリアも順次拡大しているとのことです。
NNT( docomo) :今は無いポケベル(知らない方は検索してみて下さい)の運営を含めると昭和43年からスタートしています。
現在のような小型電話になったのが1991年ですから、30年以上携帯、通信関連の業界を取り仕切ってきた企業と言ってもいいでしょう。
どこでも繋がると言われるほどエリアは広く、僻地(過疎化しているような地方)でも安定したデータ通信が出来ます。
②海外利用を考えると確かに、 docomo(NTT)の方が対応国数が多く安心ではある。

ただし、そこまで海外を訪れる機会のある方が格安通信を利用するとも考えにくいですが…念の為調べてみましょう。
確認すると、中東、中南米、ブルネイ(石油産出国)での利用がある方には、NTT( docomo)の方がメリットはある様子ですね。
ただし、よほどマニアックな場所に行かない限りは、それぞれのキャリアで海外通信にはさほど違いは無いようです。
*黒字で示した国名が、各キャリアで異なるデータ通信可能国です。
データ通信量だけを見れば docomoの方が、20GBとなるのでデータのやりとりが多い人には安心ですね。
NTT( docomo)82カ国 | 楽天Mobile 66カ国 |
北米 アメリカ、アラスカ、カナダ、グアム、サイパン、ハワイ アジア インド、インドネシア、韓国、カンボジア、シンガポール、タイ、台湾、中国、バングラディシュ、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、香港、マカオ、マレーシア、ミャンマー、ラオス ヨーロッパ アイスランド、アイルランド、アンドラ、イタリアバチカン、イギリス、エストニア、オーストリア、オランダ、キプロス、ギリシア、クロアチア、サンマリノ、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、トルコ、ノルウェー、バチカン、ハンガリー、フィンランド、フランス、ブルガリア、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マデラ諸島、マルタ、ラトビア、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルーマニア、ルクセンブルク、ロシア オセアニア オーストラリア、ナウル、ニュージーランド、フィジー 中南米 カタリナ諸島、プエルトリコ、ギアナ、サンマルタン、ブラジル、バージン諸島、ペルー、メキシコ *ギアナ、サンマルタンはフランス領、バージン諸島はアメリカ領 中東 エジプト、オマーン、サウジアラビア、カタール、ヨルダン アフリカ スペイン領北アフリカ、南アフリカ、モロッコ、レソト *20GB/月の制限内で利用出来ます。規定通信量をオーバーした場合には、速度制限がかかります。 | 北米 アメリカ、アラスカ、カナダ、グアム、サイパン、ハワイ アジア インド、インドネシア、韓国、カンボジア、シンガポール、タイ、台湾、中国、フィリピン、ベトナム、香港、マカオ、マレーシア、ミャンマー ヨーロッパ アイスランド、アイルランド、アンドラ、イギリス、エストニア、オーストリア、オランダ、キプロス、ギリシア、クロアチア、サンマリノ、ジブラルタル、スイス、スウェーデン、スペイン、スロベニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、トルコ、ノルウェー、バチカン、ハンガリー、フィンランド、フランス、ブルガリア、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マルタ、ラトビア、リヒテンシュタイン、ルーマニア、ルクセンブルク、ロシア オセアニア オーストラリア、ノーフォーク島、ニュージーランド 中南米 グアドループ島、プエルトリコ、ギアナ、サンマルタン、ブラジル、バージン諸島、ペルー、マルティニク、メキシコ *ギアナ、サンマルタンはフランス領、バージン諸島はアメリカ領 中東 なし アフリカ マイヨット島、南アフリカ、モロッコ、レユニオン *現地でのデータ通信を利用するため、データ使い放題等の割引サービスは対象外。(5GB/月が適用され、5GB利用後はMax128kbpsに制限されます) |
③通話し放題のプランがそれぞれ特徴的
LINE通話を使用しない通常回線通話頻度で、選択が分かれそうです。あなたはどちらでしょうか?
楽天:楽天Link(楽天モバイル版LINE)を使うと通話し放題(*相手側も楽天Linkアプリを導入している必要がある)
NTT:5分間/回以内通話無料。 +1,000円で通話時間無制限で通話し放題
④エリア内のデータ通信量が、無制限(楽天)か20GB/月(NTT)か
都市部に住んでいるか?地方に住んでいるか?でデータ通信で得られるメリットが違います。都市部なら圧倒的に楽天、地方ならNTT( docomo)でしょう。
楽天:pocketwi-fiにありがちな、『3日で10GB以上使うと通信制限』はありません。エリア内ならデータ通信は無制限に利用できます。
この*エリアは、随時拡大していますが都市部を中心としていますので、一度確認が必要です。
NTT:20GB/月を利用出来ます。NTT( docomo)のエリア内なので、普通に生活してエリア外になることはまず無いでしょう。20GBの通信量がありますので、屋外でのネットが多い方でも安心して利用出来ます。(動画利用が多い方にはやや不安かも)
*楽天モバイルのエリアはまだ拡大中ですが、昨年時点のエリアは下記の09項目に記載していますので、参考にしてみて下さい。
⑤圧倒的ポイント還元率や1年間無料などコストパフォーマンスに優れる楽天、割安感が強くなった docomo

事務手数料無料などの特徴では両社同じレベルです。しかし、契約段階でのポイント還元率については非常に差があります。
楽天モバイル:楽天モバイルでは、入会時のポイント、契約時の事務手数料、同時に端末を購入した場合のポイント還元を行なっています。私が契約した時は3000ポイントでしたが、現在は6000ポイントにまで上昇しています。
また機種によっても上下しますが、昨年発売されたモデルであれば20,000ポイント近くのポイント還元があります。楽天経済圏で節約を図る方には大きなメリットがありますね。
NTT( docomo):ahamoのポイント還元はそう多くありません。契約時の事務手数料もかかります。
ただし、楽天経済圏の方と同様に、Dカードを使用した場合のポイントでの還元も受けることができるため、ahamoを機に docomoユーザーとなる方は、Dゴールドカードへの加入をおすすめします。
毎月携帯やスマホ料金の10%をポイントで還元されるとなると、年間を通じて大きな額になること、端末補償が付いてくるのでオススメです。