先日の記事で、4ヶ月で5万円、7ヶ月で12万円の利益を得るが出来るとお伝えしましたが、取引の中で多くの失敗をしています。『こんなはずでは…』『なんでこんな売り買いをしたんだろう…』そんな嫌な思いをしながら沈んだ気持ちで週末を迎えたことが何度もあります。そこで今回は、FXを始めるにあたって、失敗する人の特徴やこんな取引はしないほうがいいというポイントについてまとめましたので、今後の参考にしていただければと思います。

間違えなく失敗するポイント
私がFXをしていて『失敗したな!』と感じているポイントは以下の7つです。この設定をしていないことで、少なくとも10万円以上の収益損失がありました。
- 取引を必ず行う時間を決めていなかった。
- お酒を飲んで、理性が効かない状態で取引。
- 少なすぎる軍資金で取引を開始。
- 事前に『損切り』をするタイミングについてルール作りをしていない。
- 期間内の利益目標を立てていない。
- バーチャル取引をダラダラと続けている。
- チャートを見る場合に、1つの時間の幅でしか確認しない。
今回は1項目ずつ失敗と感じた理由、その対策についてまとめてみたいと思います。

1.取引を必ず行う時間を決めていなかった。
これは非常に大切です。シフト制の仕事をしている人にとってはとてもやりにくい部分だと思いますが、どの時間帯でどのような動きが起こりやすいのかは取引を続けるなかで、肌感覚としてわかってきます。毎回違う時間帯で取引をしている場合、どうしてもその動きを読めずに損をする場合があります。
ルールその1
取引時間は『この時間に行う』という時間を設定しておく。
2.お酒を飲んで、理性が効かない状態で取引。

私はやってしまいました…過去形になっているのは、今現在は自分自身のルールで禁止しているからです。
これは本当に損をする可能性が高いです。正常な判断能力は失われ、抑制が効かない状態であり、悪いタイミングで取引を行い、多くの損出を出してしまう可能性が高いです。個人的な損失額は10万円以上となっているので、重要項目と言えるでしょう。
ルールその2
酔った勢いで取引をしない。(冷静な判断力がないタイミングでの為替取引をしない)
3.少なすぎる軍資金で取引を開始。
取引を行う通貨にも関係しますが、初期運用額は10万円からスタートしたため、どうしてもリスクマネジメント用のお金が無く、『ここで買っておけば8割以上の確率で儲けられるのに…』と思う場面で売り買いできなかったり、追加の資金を必要することがあって苦労しました。
資金が25万円を超えてからは、運用が安定。あくまでも個人的な意見かもしれませんが、必要なポイントで売買を行い効率的に資金を増やすことができるようになったと感じてます。
ルールその3
初期の運用資金は、少なくとも30万円位はあったほうが良い。
4.事前に『損切り』をするタイミングについてルール作りをしていない。
いくつかの書籍を見ながら、実際にFXを取引を続けている人たちの共通点は『感情的に取引をしない』という点にあります。
その時にどのような取引が『感情的な取引』に該当するかと調べたときに、『損益の上下に一喜一憂してしまう』ことでした。
- どのような状況、どのような赤字になったら、収益が出ていなくても取引を完了させるのか
- どのようなチャートなら、赤字になっていても黒字化するまで取引を待つか
この2点は少なくとも決めておいてもいいと思います。
ルールその4
赤字でも、損切りするタイミングを具体的に決めておく。
5.期間内の達成目標を立てない。
ある程度、期間内に稼ぎたい数字を決めておかないと際限なく取引をしてしまい、お金はあっても時間を有意義に使用する方向に意識が向かない場合がありました。
お金を稼ぐことが目的ではなく、目的を達成するときの制限を極力無くすためにお金を稼ぐのです。手段が目的になっては意味がありません。
ルールその5
目標金額を設定することで、必要以上の取引に時間を浪費することをなくす。
6.バーチャル取引をダラダラと続けている。
バーチャル取引の良いところは簡単に、FXを体験でき、具体的にどのくらい儲けることが出来るのかイメージしやすくなる点です。全く同じシステムを使用しているので、バーチャル取引を行ったあとにリアル取引を行うときに、操作方法で不安になることはありませんでした。DMMFXのでは実際と取引と同じようなアプリを使用して取引開始前に練習をすることが可能です。
ただし、”バーチャルは飽くまでもバーチャル”です。
本当の取引で損切りは、精神的に強いストレスがかかります。実際の取引で失敗しないためには、実際に取引の中から自分の取引の癖を知ることが第一歩です。そのためには、失敗しないためとの目標には矛盾しますが、小さな失敗から学ぶ必要があります。


ルールその6
バーチャルは所詮バーチャル。実際のFX取引で、着実に経験値を得る。
7.チャートを見る場合に、1つの時間の幅でしか確認しない。
為替相場を見る場合に使用するのは、”チャート”と呼ばれる貨幣価格グラフです。
このチャートは、1分〜1日単位の複数種類で確認できます。
一般的に、チャートには3本のグラフがあり、この3本のグラフが交わる所や、グラフの傾きを見てチャートの動きを予想します。
1分〜30分単位のチャートで見ると、5000円の損失があっても、8時間〜1日単位のチャートで見ると数日後には3万円の利益がでる場合があります。1つの時間だけでなく、複数種類のチャートを見比べていないと、不用意な取引をしてしまうので注意しましょう。
チェックポイント
1つだけのチャートではなく、時間単位を変えてチャートを見てより利益の多い場面で売り買い出来るようにする
まとめ
以上FXで失敗する人7つの特徴でした。みなさんはいくつ当てはまったでしょうか?
FXは、時間的、地理的制限を受けにくく効率的に資金を増やすことの出来る手段です。その反面、資金を大きく減らす可能性もあります。実際に私が経験した失敗を基にして、皆さんのFXの失敗が少しでもなくなれば幸いです。